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2020-07-29から1日間の記事一覧

遠紫外線222nmを使って、コロナウイルスを不活化

遠紫外線222nmを使って、コロナウイルスを不活化。254nmの紫外線殺菌灯が使われるが、肌や目によくない。遠紫外線(207~222nm)が有害作用を避けて病原体を殺せると着目。アルファコロナウイルスHCoV-229Eと、ベータコロナウイルスHCoV-OC43に効果があるか…

新型コロナウイルスに対する馬の抗体を使い、治療薬の候補として研究中

新型コロナウイルスに対する馬の抗体を使い、治療薬の候補として研究中。人の持っているACE2というタンパク質に結合する、ウイルスのスパイクタンパク質にある受容体結合ドメイン。これをマウスと馬に接種し、免疫反応を見ると案の定抗体ができる。抗体のF(a…

馬の血清を使った新型コロナウイルス治療がアルゼンチンで研究中

馬の血清を使った新型コロナウイルス治療がアルゼンチンで研究中。研究グループは、ワクチン開発がベストながら、より早期の解決手段として、回復者の血清を使い、その中の抗体による治療が有望とみる。さらに、馬の持っている抗体を治療に使うのが代替にな…

人工知能(AI)を使って、既存治療の中で新型コロナウイルス感染症の治療効果がある薬を探る

人工知能(AI)を使って、既存治療の中で新型コロナウイルス感染症の治療効果がある薬を探る。SARS、新型コロナウイルス、HIV、インフルエンザに効果のある化合物、さらに3C様プロテアーゼ(3CLプロテアーゼ)阻害薬から、新型コロナウイルスへの効果がある…

ハイドロキシクロロキンとインターフェロンωの組み合わせが、猫伝染性腹膜炎ウイルスに効果

ハイドロキシクロロキンとインターフェロンωの組み合わせが、猫伝染性腹膜炎ウイルスに効果。ハイドロキシクロロキンはマラリアの薬として知られるが、免疫介在性疾患、新型コロナウイルスやデング熱ウイルスへの効果が確認されてきた。組み合わせたところ、…

遺伝子操作したウイルスにより、新型コロナウイルスの医薬品やワクチン開発への利用を模索する研究

遺伝子操作したウイルスにより、新型コロナウイルスの医薬品やワクチン開発への利用を模索する研究。VSV-SARS-CoV-2という水疱口炎ウイルスの遺伝子に、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の遺伝子を入れた人工ウイルスを作る。蛍光タンパク質の遺伝子…

食事のパターン次第で、前立腺がんのリスクが低くなる

食事のパターン次第で、前立腺がんのリスクが低くなる。カナダモントリオールで、75歳以下の1991人の男性を調べた。63の食品についてのアンケートを実施。その後の前立腺がんとの関係について分析。対象となった男性の食品のパターンを、不健康から健康まで4…

LY6Eという免疫に関係するタンパク質が、新型コロナウイルスを抑制する効果を持っているとの報告

LY6Eという免疫に関係するタンパク質が、新型コロナウイルスを抑制する効果を持っているとの報告。インフルエンザウイルスは強化する一方で、異なる効果が確認された。lymphocyte antigen 6 complex, locus Eの略で、インターフェロンによって翻訳が促進され…

環境対策を含めた予防は、新型コロナウイルス感染症と闘うコストの500分の1で済むと試算

環境対策を含めた予防は、新型コロナウイルス感染症と闘うコストの500分の1で済むと試算。自然との接点を増やす森林伐採や野生動物の取引を減らして、感染症の発生を早期にキャッチ、家畜の病気をコントロールする取り組みを強化。今回のパンデミックで負担…

上位が支配するグループよりも、下位が支配するグループの方が成果を出すのではという研究

上位が支配するグループよりも、下位が支配するグループの方が成果を出すのではという研究。魚のグループを観察し、上位が中心になるグループではノイズが増えるのに対し、下位が中心だとシグナルが増えると分析。2020年米国研究。 Rodriguez-Santiago M, Nü…