2020-08-08から1日間の記事一覧
リパーパス薬の新型コロナウイルスへの抗ウイルス効果。レムデシビル、ロピナビル、クロロキン、ウミフェノビル、ベルベリン、シクロスポリンAの効果を検証。ウイルスに対する薬、宿主に対する薬の組み合わせも検証。レムデシビルとベルベルンは拮抗、レムデ…
クロロキンは新型コロナウイルスを抑制するとvitroデータから示されているが人への効果は不明。クロロキンは多くのウイルスに対しvitroでの効果が示されてきたが動物モデルで効果が示されなかった。急性のウイルス疾患での使用もうまくいっておらず、中国で…
in-cell ELISAで新型コロナウイルスを検出。新型コロナウイルスの検出は、感染した細胞をカウントしたり、PCRでウイルスゲノムを増幅したりして行うが時間がかかる。薬剤やワクチン開発ではより便利な方法が求められている。細胞内で新型コロナウイルスのス…
新型コロナウイルスの持つSタンパク質にはSARSにも見られないfurin様の開裂部があり、治療ターゲットになる可能性がある。新型コロナウイルスは、ベータコロナウイルスのB系統に属している。新型コロナウイルスの持つスパイク糖タンパク質には、SARSを含むこ…
セニクリビロックが、新型コロナウイルスの増殖をin vitroで抑制。ケモカイン受容体、CCR5/CCR2bの拮抗薬であるセニクリビロック(Cenicriviroc、CVC)は、従来HIV-1の増殖を抑制すると示されていた。CVCは抗炎症作用により、非アルコール性脂肪性肝炎を対象…
イベルメクチンが新型コロナウイルスを抑制することをin vitroで確認。1回の使用により細胞培養において48時間時点で最大5000倍の減少。イベルメクチンは既に米国医薬食品局(FDA)で承認されており、世界保健機関(WHO)の必須医薬品のリストにも入っており…
新型コロナウイルス感染症のワクチン候補であるmRNA-1273はサルの免疫を導く。Th1の割合が多いCD4陽性T細胞の反応を確認。Th2やCD8陽性T細胞反応は見いだされず。ウイルス増殖を押さえる効果を確認。2020年米国研究。 Corbett KS, Flynn B, Foulds KE, et al…
子牛に対する初乳中の抗体の受動的移入についての総説。子牛の健康にとって重要と見なされきた。いつ行うか、方法、どれくらいなど複数の要素が関連する。受動的移入に影響する要素のほか、移入による抗体の検査方法、失敗した場合の想定される死亡率への影…
1万5521人の健康な男性を対象に調べたペニスサイズの分布。複数の研究をまとめたシステマティックレビュー。平常時のサイズは9.16cm。ストレッチした状態のサイズは13.24cm。勃起時は13.12cm。平常時の周囲長は9.31cm、勃起時は11.66cm。2015年英国総説。 Ve…
米国獣医内科学会(American College of Veterinary Internal Medicine、ACVIM)による犬と猫の収縮期高血圧コンセンサス声明。エビデンスに基づきつつも、エビデンスが実態に反していたり、欠けていたりする場合には、専門知識により補っていく。2007年米国…