2020-09-03から1日間の記事一覧
BCGワクチン接種により高年齢者の感染症を防ぐかを検証したランダム化比較試験。 198人を対象として、ランダムにBCG接種を受けるグループと、プラセボの接種を受けるグループに分けて、感染症にかかるリスクを比較。 BCG接種を受けたグループは最初の感染症…
新型コロナウイルスの超高感度ELISA測定法の開発。 サンドイッチELISA(酵素結合免疫吸着法)とチオNADサイクリング法と呼ばれる2つの方法を組み合わせ、試験1回当たり1万以下のコピー数のウイルス検出可能。PCR検査は10万以下のコピー数を検出。検出性能は…
新型コロナウイルス検出キット「nCo-DK」の開発。 RNA抽出と精製のプロセスを不要にしたことで、検査時間を半分にしている。PCR 検査との一致率は94.4%。鼻咽頭スワブは95.2%、唾液は95.5%、喀痰は85.7%。検査時間を減らして、人為的過誤を減らすと指摘…
化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)による新型コロナウイルス抗原検査の開発。 RT-qPCRを参照値とすると、感度は55.2%、特異度は99.6%、全体一致率は91.4%。サンプルに100コピーを超えると、100%のRTーqPCRとの一致率。10~100コピーであると、85%の一致率…
新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に対する抗体を高速、大量に血液中から検出する方法の開発。 PCRよりも迅速な検査手法を可能とするため、微小な蛍光ビーズを用いて新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に対する抗体を血漿や血清から検出する方法…
CRISPRの原理を使う新型コロナウイルスの超高感度、大量高速の診断法の開発。 ゲノム編集の手法であるCRISPRの技術による新型コロナウイルスの検出手法が広がりを見せている。研究グループは、CRISPR Cas12a/gRNAという複合体と、蛍光プローブを使った方法を…
新型コロナウイルスを検出するタンパク質に基づく代替中和試験の開発。 新型コロナウイルスを検出するためにウイルスのスパイクタンパク質とその受容体であるACE2タンパク質の相互作用を用いて、ELISA(酵素結合免疫吸着検査法)と同じプラットフォームで検…