2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
新型コロナウイルスが宿主機能を阻害しているとする研究が報告されている。 ウイルスの持つ非構造タンパク質の一つ「NSP16」がmRNAのスプライシングを阻害する。U1/U2 snRNAのmRNA認識ドメインに結合するためという。NSP1はリボソームのmRNA入口チャネルに結…
新型コロナウイルスが人に感染するために必要な宿主因子の研究が報告されている。 ゲノム編集のCRISPRの技術を使って、遺伝子の機能を欠失させて、感染に必要な遺伝子を特定。すると、「液胞型ATPaseプロトンポンプ」「レトロマー(Retromer)」「コマンダー…
『肝硬変診療ガイドライン2020(改訂第3版)』『 NAFLD/NASH 診療ガイドライン2020(改訂第2版)』、日本肝臓学会が報告。 2020年10月30日に、同学会と日本消化器病学会との共同改訂を経た内容のガイドラインを刊行した。 『肝硬変診療ガイドライン2020(改…
「心アミロイドーシスに対する99mTc-PYPシンチグラフィが保険診療可能に」、日本核医学会が報告。 厚生労働省が「医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて」として伝えたもの。 一般社団法人日本核医学会 | 日本核医学会 学会
「第3回小児から成人診療科への移行を語る会(小児-成人移行医療対策特別委員会主催、ワークショップ)」、日本神経学会がウェブ開催。 2021年1月27日(水曜)午後6時~午後8時まで開く。参加申し込みは後日報告するという。 第3回小児から成人診療科への移…
「衛生学エキスパート制度」が発足し、日本衛生学会が申請を受け付けている。 2020年度の審査受付期間は9月1日~11月30日までとなっており、申請期間が延長された。 「衛生学分野の研究者・実践者としての自己研鑽による衛生学全体の向上に繋がります。また…
「食品による窒息 子どもを守るためにできること」の提言を、日本小児科学会が作成した。 「食品による幼い子どもの窒息は度々起こっております。知識を持つことで窒息事故から子どもを守ることにつながります。食品による窒息事故で尊い命が失われないこと…
「生物多様性が人類にとって必須である理由」と題して、生物科学学会連合主催で2020年12月12日に公開シンポジウムが開催される。 オン来関西で、参加無料だが、事前申し込みが必要となる。ウェブサイト上で登録ができる。 seikaren.org http://physiology.jp…
「第9回ゲノム病理標準化講習会」を、日本病理学会が2021年2月にウェブ開催する。当初は対面開催を予定していたが、ウェブ開催に切り替えている。 ゲノム研究やゲノム医療における病理組織検体の取扱いや組織バンキングなどについての講習会となる。テキスト…
獣医師法第22条に基づき、獣医師免許を持つ場合には令和2年は届出が必要となる。農林水産省が報告しており、日本獣医学会も伝えている。 www.maff.go.jp 学会
「第7回先端PDDTフォーラム」が2020年12月12月にオンライン開催される。日本レーザー医学会が紹介している。 第7回先端PDDTフォーラム世話人は西村隆宏氏(大阪大学大学院工学研究科)。 11月15日まで演題を募集している。発表時間は1演題あたり20分(発表1…
「集中治療室におけるCOVID-19感染対策セミナー」を、日本集中治療医学会感染管理委員会企画が2020年12月5日にオンラインで開催する。 テーマは、『集中治療室におけるCOVID-19感染対策〜次なる流行に向けてのエビデンスの整理と各施設の取り組みの共有〜』…
「リハビリテーション科医の仕事 ~臨床から研究まで~」と題したセミナーが、日本リハビリテーション医学会学術集会の中で2020年11月22日に開催される。 2020年11月22日(日)午後2時~午後3時30分に、11月20日~22日にかけて神戸市で開催される第4回日本リ…
新型コロナウイルス感染症が胸部外科手術に与えている影響を、日本胸部外科学会が2020年10月28日に報告した。 対象は全国588施設。複数選択ありで、心臓血管外科は257施設、呼吸器外科は286施設、食道外科は68施設。84%はコロナ受け入れ施設、82%が緊急手…
新型コロナウイルスの持つ「パパイン様プロテアーゼ(PLpro、NSP3)」に結合し得る阻害薬の活性と結晶構造についての研究。 新型コロナウイルスが持っている非構造タンパク質(NSP)の一つである、パパイン様システインプロテアーゼはウイルス複製に不可欠。…
電離放射線障害防止規則の一部改正について、日本核医学会が2020年10月28日に報告している。 「厚生労働省から、水晶体の等価線量限度引き下げに関わる省令改正等の施行に関して発出されました。令和3年4月1日から施行されます。詳細を添付文書で確認くだ…
妊娠糖尿病(GDM)に対するインスリン使用が保険診療で認められるようになったことを日本糖尿病学会が2020年10月28日に報告している。 厚生労働省が2020年10月26日付けの「医薬品の適応外使用に係る保険診療上の取扱いについて 」の中で、「今般、当該効能効…
「循環器病対策推進基本計画」の閣議決定を、日本循環器学会が2020年10月28日に報告している。 「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法(平成30年法律第105号)に基づき策定するものであり、循環器病対策の…
「ロタウイルスワクチンのEDチューブや胃瘻管を介した接種に関する提言」を日本小児科学会が2020年10月28日に公開した。 2020年10月からロタウイルスワクチンが定期接種化され、経口投与で、経口接種が困難である経鼻栄養チューブ(Elemental Diet チューブ…
「基本から学ぶ生物統計ハンズオンwebinar」を、国立成育医療研究センターが2020年12月から全5回にわたって開催する。日本周産期・新生児医学会が共催する。 対象は臨床研究を始めようとする医療従事者で、無料の統計ソフトEZRを使って図表作成やロジスティ…
東京大学医科学研究所が第47回創立記念シンポジウムをオンラインで2020年11月27日に開催する。 テーマに掲げるのは、「Neo-Immunology on infection, allergy and cancer」。感染症、アレルギーがんの領域における免疫学の新しい話題を提供する。 ウェブサイ…
人工妊娠中絶と将来の体外受精治療の利用の関係についての研究。 人工妊娠中絶後の将来の体外受精(IVF)治療の利用と関連因子を評価。 対象者は、2000年から2009年の間にフィンランドで人工妊娠中絶を受けたすべての女性(8万8522人)。人工妊娠中絶を受け…
「消化器内視鏡検査・周術期管理の標準化ハンドブック」を日本消化器内視鏡学会が2020年10月27日に公開した。 2015年~2018年にかけて、同学会の関連研究会であった内視鏡検査・周術期管理の標準化に向けた研究会から、3年間の研究会の成果物としてマニュア…
「肺癌患者におけるPD-L1検査の手引き 第2版」を日本肺癌学会が2020年10月27日に公開。 学会では、「2017 年 3 月に日本肺癌学会バイオマーカー委員会にて、『肺癌患者における PD-L1 検査の手引き第1版』を作成した。その後、免疫チェックポイント阻害薬の…
日本看護協会は「看護の日・看護週間」制定30周年記念の連続ミニドラマ第3回を公開した。 同協会は10月4日に「Memories~看護師たちの物語~」と題した連続ミニドラマの放映を開始している。 今回は次のような内容になっている。 自分なりの看護を考えてほし…
日本糖尿病学会の門脇孝理事が「Claude Bernard Medal and Lecture(EASD)」を受賞した。 欧州糖尿病学会(EASD)が糖尿病学の貢献に対して授与するもの。同学会の最上級の賞に位置づけられる。製薬企業のサノフィが後援している。10冊以上の関連出版物のリ…
「第15回日本胸部外科女性医師の会」が胸部外科学術集会のウェブ会場で2020年10月30日に開催される。 テーマを「キャリアアップセミナー:キャリアを見据えて海外でトレーニング!」とし、海外留学経験を持つ医師らがレクチャーする。 日時は10月30日(金) 12…
「電気化学による細菌・ウイルス検出の最前線 〜新型コロナウイルス感染症の流行を経験して〜」と題して、公益社団法人電気化学会がオンラインセミナーを2020年11月6日に開催する。日本生化学会が協賛している。 電気化学会では、「ウイルスによって引き起こ…
The Japanese Society of Pediatrics released the English version of the immunization schedule on October 26, 2020. This is the English version of the immunization schedule recommended by the Japanese Society of Pediatrics (revised October 2…
ヘルスケアデータ管理におけるブロックチェーン実装提案についての分析。 カナダの医療システムでは、情報のサイロ化や現在の電子医療記録(EMR)インフラとの相互運用性の欠如など、いくつかの課題があると説明。課題をブロックチェーンベースのヘルスケア…