2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
新型コロナワクチン接種に対する米国の医療従事者の態度を評価した研究が報告されている。2020年11月23日から2020年12月5日までの間に医療従事者5287人を対象に調査。約8割が医師と研究医。全体では57.5%の人がCOVID-19ワクチンの接種意思を表明。患者のケ…
ワクチン接種に対する医療従事者の意識調査が報告されている。フランスおよびベルギーとカナダのフランス語圏で行われたもの。2020年10月と11月に、フランス、フランス語圏のベルギー、カナダのケベック州で一般集団予防接種に携わる医療従事者2678人を対象…
インスリンが尿酸トランスポーター1とATP結合カセットサブファミリーGメンバー2を介して尿酸再吸収を刺激するとする研究が報告されている(2017年)。インスリンとイプラグリフロジンの効果を動物モデルで検証。インスリンは尿酸トランスポーター1(URAT1)…
パンデミック進行に伴い、新型コロナワクチン接種への意欲はどう変化するかの分析が報告されている。2020年4月と8月に合計2343人を対象に調査。4月(87%)と8月(85%)の間にワクチン接種意欲はわずかに低下したが有意ではなかった。学歴が関連して大卒で…
1型糖尿病のSGLT2の治療標的としての可能性を検証した総説が報告されている(2019年)。カナグリフロジン、ダパグリフロジン、エンパグリフロジン、ソタグリフロジン、エルツグリフロジン、イプラグリフロジン、リモグリフロジンについてのデータを分析。SGL…
新型コロナウイルスのワクチン接種戦略を成功させるために重要な点について報告されている。2020年5月のオンライン調査で65%がワクチン接種の意欲があると回答。27%が「たぶん」と回答。2020年11月に参加者の一部を対象に再調査。ワクチン接種の意欲がある…
香港における局地的流行の波の違いによる労働者の新型コロナワクチン接種意向の変化とワクチンを避ける理由についての研究が報告されている。2020年の局所流行の第1波(2月)と第3波(8月~9月)の間に2回のオンライン調査を実施。ワクチン接種意向は、第1波…
1型糖尿病の日本人を対象としたインスリンへのイプラグリフロジン追加療法の長期(52週間)有効性と安全性の検討 第3相試験の非対照非盲検延長試験が報告された(2020年)。多施設共同無作為化プラセボ対照24週間第3相試験の28週間の非盲検延長試験。イプラ…
日本の新型コロナワクチン接種意向の調査が報告されている。インターネットリサーチパネルから1100人の回答者を抽出。65.7%の人が接種の意思。年齢層が高い人、地方に住んでいる人、基礎疾患がある人で接種意向を持ちやすい。男性は躊躇していない人が多い…
⽇本クリティカルケア看護学会および⽇本集中治療医学会による「COVID-19重症患者看護実践ガイド(Ver.3.0)」が1月22日に公開された。 「本ガイドでは、重症のCOVID-19患者、あるいは疑い患者を看護する上での注意点を述べています。現在、様々なガイドライ…
日本看護協会は「看護の日・看護週間」制定30周年記念の連続ミニドラマ第17回を公開した。 同協会は10月4日に「Memories~看護師たちの物語~」と題した連続ミニドラマの放映を開始している。 今回は次のような内容になっている。 小児科看護師のリーダーと…
1型糖尿病の日本人を対象としたインスリンへのイプラグリフロジン追加療法の有効性と安全性を検証した無作為化二重盲検第3相試験が報告されている(2019年)。イプラグリフロジン50mg1日1回投与の有効性と安全性をプラセボと比較して検討。イプラグリフロジ…
無症候性および症候性の新型コロナウイルス感染症の患者に対する抗スパイクタンパク質抗体の高感度検出についての研究が報告されている。フローサイトメトリーで血漿中の抗体を検出。症状の有無によらず、IgM、IgA、IgGが検出されたが、症候性だとIgG1を中心…
1型糖尿病の日本人を対象としたイプラグリフロジンの第2相無作為化プラセボ対照試験が報告されている(2019年)。イプラグリフロジン25、50、100mg/日またはプラセボを2週間投与する群に無作為に割り付け。薬理動態学的、薬力学的に評価。尿中グルコース排泄…
ファビピラビルによる新型コロナウイルス阻害の構造基盤についての研究が報告されている。ピラジン誘導体であるファビピラビルがアデニンとグアニンの両方のヌクレオチドを模倣してウイルスRNA産物に取り込まれることを明らかにしている。RNA産物の伸長を阻…
世界的に一般的な「HLA-A*02:01分子」と、新型コロナウイルスの持つヌクレオシドカプシドタンパク質のペプチドとの結合性についての研究が報告されている。「CD8+T細胞は抗ウイルス免疫に不可欠だが、T細胞応答を理解するためには、ヒト白血球抗原(HLA)が…
mRNAワクチンによる新型コロナウイルス変異体に対する抗体についての研究が報告されている。mRNA-1273またはBNT162b2のいずれかのワクチンを接種した20人のボランティアの抗体とメモリーB細胞の反応を報告。高レベルの新型コロナウイルスに対するIgMとIgGを…
新型コロナウイルスB.1.1.7のスパイクタンパク質変異が、BNT162b2ワクチン接種後の中和能力に及ぼす影響についての研究が報告された。幾何平均抗体価は2.5以上が有効とされる中で、野生株に対する中和力価は24。80歳以上だと、中和力価が低下する可能性。B.1…
新型コロナウイルス特異的T細胞の早期導入、迅速なウイルス除去と軽症化に関連すると示す研究が報告されている。12人の感染者を対象として、ウイルス学的、免疫学的なパラメーターの推移を分析。ウイルスのほか、構造タンパク質(NP、M、ORF3a、スパイク)と…
南アフリカ型バリアント501Y.V2の、回復期血漿による中和能力の無効化についての研究が報告されている。N501Yを含む南アフリカ型の変異を持ったウイルスを、過去のウイルスに感染した人の回復期血漿により中和できるかを検証。中和能力が低下しており、中和…
SGLT2阻害薬はマクロファージの泡沫細胞を抑制し、動脈硬化を防ぐと示した研究が報告されている(2015年)。1型、2型糖尿病モデルマウスを対象として、SGLT2阻害薬ダパグリフロジンまたはイプラグリフロジンの投与による効果を検証。SGLT2阻害薬によりマクロ…
SGLT2阻害薬イプラグリフロジンの薬理学的プロファイルの検証についての報告。正常マウスと、1型糖尿病モデルラット、2型糖尿病モデルマウスを対象として、イプラグリフロジンのSGLT2とSGLT1に対する阻害力と安定性を評価。SGLT2を強力に阻害。いずれの糖尿…
「新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症に対するビタミンK 製剤投与の現状調査」を、日本小児科学会が公開した。 新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症に対するビタミンK 製剤投与の現状調査 学会
「血中循環腫瘍 DNA を用いたがんゲノムプロファイリング検査の適正使用に関する政策提言」を、日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会・日本癌学会の3学会合同ゲノム医療推進タスクフォースが2021年1月20日に公開した。 血漿包括的ゲノムプロファイリング(Compr…
「新型コロナウイルス感染症透析患者の透析医療の確保についての提言」を、日本透析医学会が2021年1月20日に公開した。 透析医療施設に対して、透析患者対応の病床を確保するために、対応や対策の徹底を求めている。 日本透析医学会 - 【緊急】新型コロナウ…
「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの訪問看護師等への早期接種に関する要望書」を、日本看護協会、日本訪問看護財団、全国訪問看護事業協会が厚生労働大臣に2021年1月15日に提出した。 新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの訪問看護師等への早…
「獲得免疫と自然免疫の双方から捉える新しいアレルギー学」のセミナーを4月に開催する。 日時は2021年4月9日金曜日の午前10時30分~16時20分。開催場所は、大阪府豊中市の千里ライフサイエンスセンタービル5階で、ウェブで同時開催となる。 参加費は無料だ…
日本感染症学会が、「血中抗SARS-CoV-2抗体簡易検査キット4種の性能に関する検討」として結果を報告した。 「市場に出回る抗体検査試薬の性能は⼗分に確認されていない現状がある」として、検査キットの性能を評価している。4種類について陽性一致率と陰性一…
日本看護協会は「看護の日・看護週間」制定30周年記念の連続ミニドラマ第16回を公開した。 同協会は10月4日に「Memories~看護師たちの物語~」と題した連続ミニドラマの放映を開始している。 今回は次のような内容になっている。 同期の八木に訪問看護の指…
「健康危機管理と疾病予防を目指した 政策提言のための情報分析と活用並びに人材支援組織の創設」と題した提言を、日本医学会連合会が公開している。 新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受けて、短期および中長期的な課題に対応するための体制づくり…