2021-01-12から1日間の記事一覧
新型コロナウイルスの免疫疫学と病態生理についての報告。 ウイルスの系統、系統群の違いに関連して、感染パターンや病原性が変わると明らかになってきたと指摘。マクロファージが炎症を抑制し、SARS-CoV-2の発症を促進する上で重要な役割を果たすと説明。リ…
無症状感染者の実態を中国の武漢などで調べた研究が報告されている。 武漢市を中心とした中国各地の健常者6万3107人を調査。新型コロナウイルスの血清有病率を分析。地理的地域、年齢、性別、検出時期と相関関係を分析している。 武漢市(1.68%)、中国のそ…
新型コロナウイルスのポリタンパク質pp1abに特徴的な42個のアミノ酸を確認した研究(2020年6月)。ほとんどの分離株で変化していないのがポリプロテイン1ab(pp1ab)。分割されて16の成熟nsp(非構造タンパク質)となる。国際的に分離株を調べると、病原性の…
英国型バリアントにみまわれる英国の状況についての寄稿。 英国では11月の大半ロックダウンとしていた。11月に急激に発生率が低下し、12月2日に英国ではイングランドでロックダウンを解除。しかし、再び増加。その背景にあるのが英国型バリアントの発生。感…
動物から分離された新型コロナウイルスの変異スペクトルについての報告。 ネコ、イヌ、ミンク、マウス、トラから分離された新型コロナウイルスの系統解析の結果、同一の系統群および地理的地域から分離されたヒト分離株との間には、99.94~99.99%の配列同一…
新型コロナウイルスの英国型バリアントなどについての見解。 英国で発生した英国型バリアントについて2020年12月には英国で3分の2を占めたとする。感染効率は通常のウイルスの7割を超える可能性があると説明。再生産数を0.4上昇させる可能性があるとする。ス…