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株式会社ステラ・メディックスが医療や健康、食品、美容、アニマルヘルスの論文情報を収集します

科学

科学

 日々世界中の研究者らが、それぞれの専門領域に関わる最新の発見についての報告を活発に行っております。そうした幅広い分野に目を配り、注目される動向についての要約を記事としてアップデートしていきます。主にヘルスケア領域を中心として情報を収集していますが、医療や健康ばかりではなく、食品や美容、衛生、自然など幅広い領域をカバーしてまいります。

新しい臓器発見の可能性、放射線治療のリスクにつながる唾液腺の一つ管状腺

新しい臓器の可能性、放射線治療のリスクがある管状唾液腺を報告している。 これまで気付かれていなかった肉眼で確認可能な両側唾液腺の存在を疑い、未知の存在について特徴を放射線治療への臨床的意義も含めて検証している。 まず、前立腺がんまたは尿道腺…

ヘリコバクターピロリ感染と大腸がんリスクとの関係についてのメタ解析とシステマティックレビューの総説

ヘリコバクターピロリ感染と大腸がんリスクとの関係についてのメタ解析とシステマティックレビューの総説。 47の研究から大腸がん1万7416人と比較対照となる5万5811人のデータを用いて分析。ヘリコバクターピロリ感染と大腸がんリスクの間に関係ありとの結果…

NMOSD(視神経脊髄炎スペクトラム障害)の認知度調査の結果が明らかに

NMOSD(視神経脊髄炎スペクトラム障害)の認知度調査の結果が2020年10月19日に明らかになった。 アレクシオンファーマ合同会社が、国の指定難病の1つである視神経脊髄炎スペクトラム障害(Neuromyelitis Optica Spectrum Disorders、NMOSD)に関して一般の認…

5時30分~21時に不健康な食品や飲料の広告を制限することで小児肥満を削減できるとの報告

5時30分~21時に不健康な食品や飲料の広告を制限することで小児肥満を削減できるとの報告。脂肪、砂糖、塩(HFSS)の高い食品や飲料の広告を禁止することの健康への影響を推定。5時30分~21時にすべてのHFSSの広告を撤回すると、5~17歳の子どもの中で、肥満…

進行消化器がんのctDNAシークエンシングの臨床的有用性についての研究、SCRUM-Japan GI-SCREENとGOZILA試験

進行消化器がんのctDNAシークエンシング臨床的有用性についての研究、SCRUM-Japan GI-SCREENとGOZILA試験からの検証。 包括的なゲノムプロファイリングにより、進行固形がんにおけるゲノムバイオマーカーを検証。ctDNA(循環腫瘍DNA)有用性を評価するため、…

「地位」あるいは「エビデンス」?ヘルスケアにおけるボラティリティ、不確実性、複雑性、曖昧性についての論説(2017年)

「地位」あるいは「エビデンス」?ヘルスケアにおけるボラティリティ、不確実性、複雑性、曖昧性についての総説(2017年)。 「今日のデジタル革命は、医療従事者に多くのことを読むように強い、ほとんど何も学ばないことを強いている」と指摘。「臨床データ…

雇用不安による健康リスクを軽減する必要性、「VUCA」の時代に

雇用不安による健康リスクを軽減する必要性、「VUCA」の時代に。 2013年、論文上で、初めて「VUCA」の略語が触れられる。不確実で複雑で曖昧な(volatile,uncertain,complex, and ambiguous)を意味している。2001年9月11日の米国同時多発テロの後に米軍によ…

閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対する看護師および医師主導のケアを比較した無作為化試験のシステマティックレビューとメタ解析(2017年)

閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対する看護師および医師主導のケアを比較した無作為化試験のシステマティックレビューとメタ解析。 閉塞性睡眠時無呼吸症候群の成人に対する看護師主導の治療介入を医師主導のものと比べたすべての無作為化試験を解析。309件の論…

HPVワクチン接種と浸潤性子宮頸がんのリスクについての報告

HPVワクチン接種と浸潤性子宮頸がんのリスクについての報告。 スウェーデン全国の人口動態および健康登録から、2006年から2017年までに10~30 歳の女児および女性167万2983人のを追跡調査。複数の条件で補正した上で、HPVワクチン接種と浸潤性子宮頸がんのリ…

虫垂炎に対する抗生物質と虫垂切除術を比較する無作為化試験についての報告

虫垂炎に対する抗生物質と虫垂切除術を比較する無作為化試験についての報告。 主要アウトカムは、「European Quality of Life-5 Dimensions(EQ-5D)質問紙」を用いて評価した30日間の健康状態(スコアの範囲は0~1で、スコアが高いほど健康状態が良好。 合…

薬物未治療の2型糖尿病のアジア人に対するダパグリフロジン単独治療についてのランダム化盲検前向きフェーズ3試験の研究(2014年)

薬物未治療の2型糖尿病のアジア人に対するダパグリフロジン単独治療についてのランダム化盲検前向きフェーズ3試験の研究(2014年)。 24週治療でダパグリフロジンにより、プラセボと比較してHbA1c改善を確認。プラセボと比較して、用量依存で空腹時、食後血…

2型糖尿病の初回治療あるいはメトホルミン前治療でのナトリウムグルコース共輸送体2(SGTL2)阻害薬エンパグリフロジンの急性および慢性投与での代謝変化について研究(2016年)

2型糖尿病の初回治療あるいはメトホルミン前治療でのナトリウムグルコース共輸送体2(SGTL2)阻害薬エンパグリフロジンの急性および慢性投与での代謝変化について研究(2016年)。 初回治療よりもメトホルミン前治療のケースの方が、ベータ細胞機能が低下し…

ナトリウムグルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬を用いた併用療法の2型糖尿病初回治療についてのシステマティックレビューとメタ解析(2019年)

ナトリウムグルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬を用いた併用療法の2型糖尿病初回治療についてのシステマティックレビューとメタ解析(2019年)。 ランダム化比較試験を抽出し、24~26週の治療と相対リスクについてHbA1c、体重、血圧に関して算出。 4つのラン…

2型糖尿病の日本人患者に対するイプラグリフロジンとシタグリプチンの複数代謝数値への効果についての比較試験、多施設ランダム化前向きオープンラベル実薬対照試験の報告(2018年)

2型糖尿病の日本人患者に対するイプラグリフロジンとシタグリプチンの複数代謝数値への効果についての比較試験、多施設ランダム化前向きオープンラベル実薬対照試験の報告(2018年)。 一時エンドポイントは、12週時点で体重増加を伴うことなくHbA1cの0.5%…

「2020年度ヒトバリアントデータ研究倫理勉強会 」AMED臨床ゲノム情報統合データベース整備事業(溝上班)を10月17日にオンライン上で開催

「2020年度ヒトバリアントデータ研究倫理勉強会 」AMED臨床ゲノム情報統合データベース整備事業(溝上班)を10月17日にオンライン上で開催。 同事業においては、日本人疾患バリアントデータベース(MGeND)を2018年3月に公開。疾患バリアントデータの登録受…

「深層ニューラルネットワークによる 病理組織像の構造化」をテーマとする講演が10月31日に開催される

「深層ニューラルネットワークによる 病理組織像の構造化」をテーマとする講演が10月31日に開催される。 東京大学 AMED iD3 キャタリストユニットによる「第1回 Top Runners in TRS」として行われるもの。講演者は、東京大学大学院医学系研究科衛生学教室教…

コーヒーの飲用と進行性または転移性大腸がんの死亡率との関連についての研究

コーヒーの飲用と転移性大腸がんの死亡率との関連についての研究。 進行性または転移性大腸がんの患者1171人を対象としてコーヒー飲用と病気進行および死亡との関連を分析。カフェインの有無でも調べている。 男性が694人、年齢は中央値が59歳。追跡期間の中…

アスピリン、スタチン、メトホルミンと肺がんリスクと死亡率との関連についての分析結果

アスピリン、スタチン、メトホルミンと肺がんリスクと死亡率との関連についての分析結果。 2002~2003年に国の健康調査を受けた73万2199人を対象として、薬剤と肺がん罹患と死亡率との関係を分析。2004年から2013年まで追跡調査。 メトホルミン使用は肺がん…

日本人における弧発性ALS(筋萎縮性側索硬化症)リスク増加にNEK1遺伝子の機能欠損多様体が関連するとの報告

日本人における弧発性ALS(筋萎縮性側索硬化症)リスク増加にNEK1遺伝子の機能欠損多様体が関連するとの報告。 NEK1遺伝子の機能欠損多様体が、ALSと関連すると報告されていることから、日本人での弧発性ALSのリスク増加との関連を検証。446人の弧発性ALS患…

筋ジストロフィーの治療手段の開発につながる発見、新たに医薬品の作用が及ぶ仕組みを見いだした研究

筋ジストロフィーの治療手段の開発につながる発見、新たに医薬品の作用が及ぶ仕組みを研究。 MAPKホルファターゼ(MKP)は医薬品による効果が及ばないと考えられていたが、MAPKを調整する特徴から治療標的になり得ると想定。MKP5は、ジストロフィー性の筋肉…

仕事関連セクシャルハラスメントと自殺および自殺企図との関連についての報告

仕事関連セクシャルハラスメントと自殺および自殺企図との関連についての報告。 仕事関連セクシャルハラスメントの質問も含むアンケートに1995~2013年の間に回答した8万5205人の男女を対象に追跡調査。平均追跡期間13年で自殺や自殺企図の有無を確認した。 …

子ども時代に経験したペットの死はメンタルヘルスにどう影響するのか

子ども時代に経験したペットの死はメンタルヘルスにどう影響するのか。 6260人の分析から、生まれてから7歳までのペットの保有とペットの死がどのように影響するか調べた。8歳時点の精神病理学的な問題が比較された。 結果として、ペットを世話する子どもの…

4時間および6時間の食事時間制限法が体重、循環代謝の健康に及ぼす影響について肥満成人を対象としたランダム化比較試験により検証した結果

4時間および6時間の食事時間制限法が体重、循環代謝の健康に及ぼす影響について肥満成人を対象としたランダム化比較試験により検証した結果。 食事制限を行わない方法と比べて、食事時間を午後3~7時の4時間、あるいは午後1~7時の6時間に制限した場合、8週…

うつ病の予防につながる修正可能な要素を検証した報告

うつ病の予防につながる修正可能な要素を検証した報告。 英国で行われている「UKバイオバンク」に参加する10万人のデータを分析。生活習慣、社会的な関係、環境の106にわたる修正可能要因とうつ病との関連についてメンデルランダム化により調べた。 他人を信…

大腸がんの術後合併症および死亡率が低筋肉量や低筋肉密度と関連性があるのかを分析した研究

大腸がんの術後合併症および死亡率は、手術前の骨格筋の量や放射線画像上の密度の低さと関連性があるという報告。 ステージI~IIIの結腸がんと診断された1630人について骨格筋の量と放射線画像上の密度と手術後の合併症や死亡率との関連を分析。対象者の平均…

認知機能が正常な高齢成人において、抗コリン薬とアルツハイマー病バイオマーカー、軽度認知障害との関連についての報告

認知機能が正常な高齢成人において抗コリン薬とアルツハイマー病バイオマーカー、軽度認知障害との関連についての報告。 688人の認知機能が正常な高齢成人を対象として10年間にわたり軽度認知障害リスクを検証。抗コリン薬の認知機能やアルツハイマー病のバ…

ジカウイルスへの感染がその後の重症デング熱のリスクを高めるという報告

ジカウイルスへの感染がその後の重症デング熱のリスクを高めるという報告。 デングウイルスの血清型1~4型(DENV1~4)が近縁のジカウイルスと関連するのかを検証。 過去1回のジカウイルスまたはデングウイルスの感染、およびデングウイルスに続くデングウイ…

標的治療により誘導されるヒト肺がんの変化を1細胞RNAシーケンシングから解明

標的治療により誘導されるヒト肺がんの変化を1細胞RNAシーケンシングから解明。 30人の標的治療を受ける肺がん患者の49の生検組織を1細胞RNAシーケンシングで分析。2万のがんと微小腫瘍環境の細胞のプロフィールを調べたところ、臨床的に検出された以上の標…

川崎病患者の疫学、2017~2018年の日本の全国調査

川崎病患者の疫学、2017~2018年の日本の全国調査。 日本では1970年から2年ごとに全国調査によって川崎病の罹患状況が調査されている。100床以上の小児専門科を擁する病院を対象としている。2019年の調査では、2017年と2018年のデータを集計。2年間で3万2528…

女性の喫煙者はがん検診の受診率が低いという関連性についての報告

女性の喫煙者はがん検診の受診率が低いという関連性についての報告。 8万9058人の閉経後の女性を対象として前向き追跡調査により検証。8.8年間の調査期間で現喫煙者は乳がん、子宮頸がん、大腸がんのいずれの検診の受診率も低いことが判明した。元喫煙者は現…