ハイドロキシクロロキンとインターフェロンωの組み合わせが、猫伝染性腹膜炎ウイルスに効果。ハイドロキシクロロキンはマラリアの薬として知られるが、免疫介在性疾患、新型コロナウイルスやデング熱ウイルスへの効果が確認されてきた。組み合わせたところ、抗ウイルス効果が増強。1型猫伝染性腹膜炎ウイルスに効果。2020年日本研究。北里大学。
Takano T, Satoh K, Doki T, Tanabe T, Hohdatsu T. Antiviral Effects of Hydroxychloroquine and Type I Interferon on In Vitro Fatal Feline Coronavirus Infection. Viruses. 2020;12(5):576. Published 2020 May 24. doi:10.3390/v12050576
クロロキンの薬理作用はあまり分かっていないようだが、リソソーム抑制効果があるとのこと。ウイルス排出に関連するのだろう。（編集）