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新型コロナウイルス感染症の中等症と重症の間に免疫反応の差、重症だと抗蠕虫タイプ?

新型コロナウイルス感染症の中等症と重症の間に免疫反応の差が見られたと報告。中等症は、最初にサイトカインが上がって、抗ウイルスのタイプ1、抗真菌のタイプ3の反応が顕著に減少。一方で、重症の場合には、全体的に免疫反応が高まり、さらに、抗蠕虫のタイプ2の反応が上昇。IL5、IL13、IgE、好酸球。4タイプの特徴があるようだ。成長因子(A)。タイプ2,3のサイトカイン(B)、ミックスタイプ1,2,3のサイトカイン(C)。ケモカイン(D)。軽症だとAが多いが、重症だと全体の上昇。2020年米国研究。

Lucas C, Wong P, Klein J, et al. Longitudinal analyses reveal immunological misfiring in severe COVID-19 [published online ahead of print, 2020 Jul 27]. Nature. 2020;10.1038/s41586-020-2588-y. doi:10.1038/s41586-020-2588-y

Akiko Iwasakiがラストオーサー。蠕虫は寄生虫好酸球性で、強烈なアレルギー反応が起こるような状態か。(編集)

新型コロナウイルス感染症

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