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大学キャンパスを安全に再開するために必要な新型コロナウイルスの検査戦略とは

大学キャンパスを安全に再開するために必要な新型コロナウイルスの検査戦略とは。2日に1回、迅速で安価な感度が少なくとも70%を上回るような検査で、行動制限をし、実行生産数2.5を下回るようにするのが妥当との結論。

新型コロナウイルスに感染していない4990人と、感染した10人のキャンパスを想定し、検査の戦略とそれに伴う陽性者、隔離、感染数をシミュレーションした。検査、実行生産数、感染者の死亡率など条件を変え秋学期の80日間の推移を試算。

検査感度が70%、特異度が98%という低品質なものを想定し、実行生産数2.5とした場合、毎日検査すると、累積陽性者数は162人、1日当たり隔離人数は116人、実際の感染者数は21人に。検査頻度が2日に1回だとそれぞれ243人、76人、28人。7日に1回だと1840人、121人、108人。

すべての条件を変えて検討した結果、検査頻度が検査感度よりも累積感染者数と関連。症状だけの検査では十分ではなく、コスト対効果では、実行生産数が2.5、3.5、1.5で、学生一人1学期当たり470ドル、910ドル、120ドル。

Paltiel AD, Zheng A, Walensky RP. Assessment of SARS-CoV-2 Screening Strategies to Permit the Safe Reopening of College Campuses in the United States. JAMA Netw Open. 2020;3(7):e2016818. Published 2020 Jul 1. doi:10.1001/jamanetworkopen.2020.16818

新型コロナウイルス感染症

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