アグレプリストンは、プロゲステロン拮抗作用を持つ薬剤で、プロゲステロン依存性の生理的、病的な状態に適用される。多くの種で妊娠を終了させる効果が認められている。分娩を誘発されるために効果が認められているほか、帝王切開が予定されるときにも、母子に安全であると見なされている。敗血症や急速な悪化が想定される緊急を要する状態では使用は推奨されない。有望な用途は今後も検証されていくとの見通しがある。2015年フランス総説。
Gogny A, Fiéni F. Aglepristone: A review on its clinical use in animals. Theriogenology. 2016;85(4):555-566. doi:10.1016/j.theriogenology.2015.10.010