タイ航空客室でのプロトコールについての乗客乗員への調査。新型コロナウイルス感染症は航空産業の甚大な影響を及ぼしている。タイ航空のボーイング777の帰国便の乗客乗員を対象として、感染対策プロトコールについて調査を実施。ディスポーサブルの食品容器、ボトル入りの水、手袋、ペーパー、マスク、フェイスガードなどについて評価をしてもらった。乗客の平均年齢は28.14歳。57.03%が女性。体温は平均36.52度。チェックイン、ボーディング、フライト中の乗客同士の距離はそれぞれ1.59m、1.41m、1.26m。フライト中に平均1.97回の体温測定。プロトコールについては乗客乗員から十分に受け入れられたという評価となった。2020年タイ、米国調査。
Pongpirul K, Kaewpoungngam K, Chotirosniramit K, Theprugsa S. Commercial airline protocol during COVID-19 pandemic: An experience of Thai Airways International. PLoS One. 2020;15(8):e0237299. Published 2020 Aug 6. doi:10.1371/journal.pone.0237299