in-cell ELISAで新型コロナウイルスを検出。新型コロナウイルスの検出は、感染した細胞をカウントしたり、PCRでウイルスゲノムを増幅したりして行うが時間がかかる。薬剤やワクチン開発ではより便利な方法が求められている。細胞内で新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の発現を確認する方法で、96穴プレートで容易に確認できる。S2サブユニットの高度に保存された領域をターゲットにする。2020年7月ドイツ研究。
Conzelmann C, Gilg A, Groß R, et al. An enzyme-based immunodetection assay to quantify SARS-CoV-2 infection [published online ahead of print, 2020 Jul 29]. Antiviral Res. 2020;181:104882. doi:10.1016/j.antiviral.2020.104882