家畜伝染病予防法が7月1日に改正され、家畜伝染病の名称変更。施行規則に定められる届出伝染病についても名称変更される。国際的な名称の使用実態、法定伝染病の名称が社会に与える影響が大きいことに加え、公益社団法人日本獣医学会、公益社団法人日本獣医師会から提言があったことを踏まえたもの。
家畜伝染病の名称変更
水胞性口炎⇒水疱性口内炎
ブルセラ病⇒ブルセラ症
結核病⇒結核
ピロプラズマ病⇒ピロプラズマ症
アナプラズマ病⇒アナプラズマ症
豚水胞病⇒豚水疱病
ニユーカツスル病⇒ニューカッスル病
家きんサルモネラ感染症⇒家きんサルモネラ症
届出伝染病の名称変更
牛ウイルス性下痢・粘膜病⇒牛ウイルス性下痢症
牛白血病⇒牛伝染性リンパ腫
牛丘疹性口炎⇒牛丘疹性口内炎
トリパノソーマ病⇒トリパノソーマ症
トリコモナス病⇒トリコモナス症
馬モルビリウイルス肺炎⇒ヘンドラウイルス感染症
トキソプラズマ病⇒トキソプラズマ症
山羊関節炎・脳脊髄炎⇒山羊関節炎・脳炎
豚エンテロウイルス性脳脊髄炎⇒豚テシオウイルス性脳脊髄炎
伝染性気管支炎⇒鳥伝染性気管支炎
伝染性喉頭気管炎⇒鳥伝染性喉頭気管炎
鶏白血病⇒鳥白血病
鶏結核病⇒鳥結核
鶏マイコプラズマ病⇒鳥マイコプラズマ症
ロイコチトゾーン病⇒ロイコチトゾーン症
あひる肝炎⇒あひるウイルス性肝炎
兎ウイルス性出血病⇒兎出血病
バロア病⇒バロア症
ノゼマ病⇒ノゼマ症
家畜伝染病予防法の改正(令和2年)について