ストレスや怒りは心不全を悪化させる恐れがあると米国イェール大学を中心とした研究グループが報告した。
虚血性心筋症で心臓駆出能の低下した心不全24人（23人男性）を対象として、1日のストレス、怒り、負の感情を思い出してもらうアンケートに回答してもらい、さらにストレスにつながる計算課題に対応してもらい、心機能の変化を分析した。
ストレスも怒りも左室の機能を悪化させ、長期的な影響にもつながる可能性があると推定された。
2020年8月米国研究。
Harris KM, Gottdiener JS, Gottlieb SS, Burg MM, Li S, Krantz DS. Impact of Mental Stress and Anger on Indices of Diastolic Function in Patients with Heart Failure [published online ahead of print, 2020 Aug 1]. J Card Fail. 2020;S1071-9164(20)30890-3. doi:10.1016/j.cardfail.2020.07.008
