新型コロナウイルス感染者でのリトナビルとロピナビルの併用で赤血球がプログラム細胞死を起こしていることが確認される。80歳の新型コロナウイルス感染症の患者を対象として、2剤の併用が行われた。リトナビルとロピナビルはいずれもプロテアーゼ阻害薬。これらを使ったところ、赤血球の形状変化が確認された。
2020年8月スイス研究。
Stalder G, Alberio L. Ritonavir- and lopinavir-induced eryptosis in a SARS-CoV-2-infected patient. Blood. 2020;136(7):915. doi:10.1182/blood.2020006228